「知恵を使い、自給自足の 暮らしと共に自然を実感する」
世界一周の旅を終えて、自給自足な暮らしを求め自然多く四季も楽しめる北海道に暮らそうと洞爺湖壮瞥町に流れ着き、昭和3年築の古民家を改修し、カフェ兼住居として古民家カフェちゃいはなを2005年にオープン。
旅中で学んだ本格ネパールカレーのお店。合鴨農法の無農薬玄米で、炊く前に精米するというこだわりもあり、手間・暇のかかる健康に配慮された自然食でとても美味しいと評判のお店です。
自給自足の暮らしはどんなことに取り組んでいますか?
「あらゆることに取り組みましたね。まず自給的に暮らすのに重要なものは畑です。畑は肥料や農薬を使わず、雑草は地上部だけを刈って共生させるという自然農で野菜を収穫してます。薪ストーブは部屋を暖めたり、料理・お風呂と万能に使え、自然と薪ストーブ愛好家が集まるので、間伐や解体情報も入手できて薪に困ったことはないです。
他にも鶏、牛、羊など飼ってみたり、ソーラーパネルで電気の自給をしたり、水は井戸水を使用してるし、生ゴミは肥料に、リサイクルできるものはリサイクルに出せばゴミもほとんで出なくなります。そんな暮らしを壮瞥町で10年間試行錯誤しています」
自給自足をしていると自然の循環の一部になれた気がして嬉しいな。と話す大輔さん。年に一度、ちゃいはなで自給自足フェスティバルという、その名の通りすべて手づくりで知恵と心が集まったお祭りを開催している。
渡部 大輔さん
昭和3年築の古民家、外には畑やブランコがある
玄米の精米にもこだわったオリジナルチキンカレー
店内には色鮮やかな洋服、陶器、雑貨も販売しています
古民家 CAFE ちゃいはな
北海道有珠郡壮瞥町壮瞥温泉136
■TEL: 090-9750-6489
■営業時間: 11:30-15:00 ( 15~20 時は完全予約制)
■定休日: 毎週木曜日/ 第2・4 水曜日
■facebook: ちゃいはな