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NPO 法人 いきものいんく

NPO法人 /

「自然と生きもののつながりを学び、人間と生きもののつながりを伝える」

子供の頃ってどういう遊びをしてましたか?
「小学生の頃から生きものが大好きで、なんでそうなったのか分からないですけど、多分図鑑。木にクワガタの絵があって○ ○ クワガタと書いてあったり、川の生きもの、草原の生きもの、森の生きものとか分かれていて、自然の風景の中に生きものがいるっていう図鑑が家にあっていつも見ていたんです。
夜、布団に入っても、夜の生きもののページを思い出して今頃キツネがヘビを食べてるのかな? とか思いながら寝てたのは覚えてます」と加藤さん。

環境省で働いてた頃、傷ついて飛べなくなったワシやタカなどを保護し、獣医師に送り届けるという命を救う仕事をする一方で、観光目的や食利用などを理由に連れてこられた外来生物の命を奪う。生きものを生かすか殺すか、僕たち人間にそんなことを決める権利があるのかといつも疑問でした。
人間の身勝手で奪われる命を減らすため、子どもたちに本当のことを伝えたいと考え、NPO法人いきものいんくを設立。主に西胆振の小中学校にて環境教育を実施しています。

環境教育ではどんな授業を心がけてますか?
「いきなり野外には出ません。生きものどうしのつながりの重要性や、外来生物やロードキル、バードストライク、人間がどうやってつながりを壊しているのかなど、教室のなかでしっかり学んでから川や森にでかけるということ。野生動物を手に取って観察したり、川で泳いだり、木に登ったり、できるだけ自由にして自然と学んでいき、たくましい野生児になってくれたら嬉しいです。
自分がすることは自分で決める、自分のことは自分でする、自分がしたことは自分で責任をとる。そんな子どもたちが増えたらいいなと」

川、森、登山、火山、動物、植物などを体感し自然とのつながりを学ぶ四季折々の野生児ツアーも定期的に開催しています。

加藤 康大さん。人と生きものとのつながりを話す

毎日のように駆除されている特定外 。来生物のウチダザリガニ

取材中に飛んでいたクワガタを帽子でさっと捕まえて見せてくれた

子供の頃から生きものが大好きだった

NPO 法人 いきものいんく

北海道伊達市清住町47-1

■TEL: 080-6068-3352

■営業時間:

■定休日:

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その他の情報

■ 活動:授業、環境教育、宿泊・野外学習
■ FAX:0142-82-7757
■ HP : ikimonoinc.jp