札幌中央区にヘルシーで本格的なベトナム料理が楽しめるお店として人気のあったヴェトナムキッチンフーコックを15年経営していた由香さん。

洞爺湖町の農場佐々木ファームで働く夫と結婚を機にお店を閉め、洞爺湖に移住。お子様の名前はなんと「とうや」くん。子育てをしながら2013年に水の駅前にyucanaをオープンし、とても美味しいベトナム料理は洞爺でも人気がでている。

ベトナム料理を始めたきっかけは？
「タイ、ベトナム、台湾などアジアを旅した時にとても美味しくて家庭料理に取り入れてました。札幌でフーコックを始める頃は東京でエスニック料理が流行っていたんですが、札幌には少なかったですね。ベトナム料理は和食に近くあっさり美味しいので年配の方でも抵抗なく食べてもらえます」

洞爺に移住してどんなことを感じますか？
「札幌にいた頃は食材に気を使って選んでいたのですが、洞爺は朝もぎの新鮮で種類豊富な野菜が入手できるし、当たり前に無肥料無農薬だったりするので安心して子供にも食べさせれるし、お客さんに提供できます。湖の景色も素晴らしくて、本当に贅沢だなって思います」透明なガラスケースに並ぶケーキを見ていると「このチョコレートケーキで主人を惚れさせたんですよ」と由香さん。
とても濃厚な味わいの手づくりケーキは地元の方にも人気で男性は惚れてしまうかもしれません。

ご主人との出会いは当時、佐々木ファームで働いている夫が、仕事がない冬季期間中に取引先の八百屋さんでバイトをしており、その配達先がたまたま由香さんのお店フーコックで出会ったそうです。お子様も生まれ洞爺で暮らす穏やかな時間と家庭の幸せはお店の空間の隅々にまで広がっていました。

こだわりの鶏肉のフォーは感動する美味しさ。洞爺の良質な野菜をたっぷり使ったベトナム料理。お昼時にいかがでしょうか。